巷にはSEOに関するハウツーサイトが多く存在しますね。
いずれも上位に表示されているサイトは丁寧でとっても親切。ですが、ビギナーには少々ハードルが高く感じましたので、ここではシンプルに説明していきたいと思います。
と、ちょっとその前にSEOについてお話ししたいと思います。
業者の私がいうのもなんですけれど、近年Googleのアルゴリズムは非常に優れているため、専門知識がないからSEO対策ができないということはありません。
むしろ小手先のテクニックは嫌われ、ペナルティを与えられ、身包みを剥がされて奈落の底(84,000,000ページ目)などに葬り去られることもあるので注意が必要です。
では何がSEOの正解なのか。
それは、端的に「高品質」なサイトであること。
高品質とは何もファビュラスであるとか、サイト画面がおしゃれに動き回るとか、そういったことではないのです。
前回(内部リンク)もお話しした通り、Googleの仕事はユーザーが欲しい情報を届けること。
そのため、情報側であるサイトは「クエスチョン(検索意図)に対して適切なアンサー」でなければなりません。
言い換えれば、ユーザーの「知りたいこと」に「答えられていれば」Googleは「高品質」とジャッジメントするのです。
なーんだ。
それならうちは「チョウチンアンコウの提灯屋」だから簡単さ。チョウチンアンコウの提灯なんてそうそう調べる人はいないからね、と思われましたか?
さて、それはどうでしょう。
「高品質なサイトづくり=自サイトのSEO対策」をする上での要点は「キーワード」と「タグ」です。
大まかに言ってしまえば、SEOとは「適切なキーワードを盛り込んだコンテンツ」を発信し、「適切なタグによりユーザーを誘導・案内」すること。
ただしこれは、サイト自体には問題がない場合です。
サイトが古い(未SSL化、未レスポンシブ等)とサイトリフォームが必要であったり、サイト構造に問題があると、タグ以外にもコーディング(ソースコードという意味不明な文字列をごちょごちょする作業)を要する場合もありますが、そこまでサイトがずたぼろの方は悠長にこんなコラムを読んではいないだろうと思いますので、話を続けていきますね。
それではさっそく始めましょう。
キーワード
時間をかけて検索順位を上げ流入は増えたけれど、CV(成果)に結びつかなければ意味がありません。
キーワードとは、あなたが「提供するもの」とユーザーが「検索するもの」が合致したところにあることが理想です。
自サイトの強みや特徴、伝えたいことはなんなのか。
では、ユーザーは何を求めてあなたのサイトに訪れるのか。あなたはそれにどう応えられるのか。その辺りをしっかり考えながらキーワードの洗い出しを行なってください。
洗い出したキーワードを次は精査していきましょう。
もっとも手軽なのが「Googleの検索窓にキーワードを入力する」方法。関連キーワードの候補が表示されます。
ここを確認することで検索ユーザー需要を探れます。自社のサイトに掲載されていないキーワードを探してみましょう。
その時点のトレンド性や地域情報などが含まれる場合があります。
さらに、ターゲットキーワードの候補をリストアップした上で、そのキーワードの月間平均検索ボリューム回数をキーワードプランナーで確認します。
キーワードの検索数がない場合、そのキーワードで上位表示しても検索流入が期待できないため、一定数の検索数のあるものをターゲットキーワードとして選定します。
キーワードを選定したら実際にそのキーワードで検索してみて、ユーザーがどのような要望を持って検索しているのかをイメージしましょう。
次にタグの最適化を行います。
タグとはGoogleにとっての「手がかり」です。
各種サイト含め、Webページとはインターネットの世界に存在していますよね。その世界でコンピュータが使用する言語をHTMLといいます。いわばフランス語、日本語、HTML語とでも覚えておけばいいでしょう。
インターネットというもうひとつの世界や、ワールドワイドウェブに溢れる情報はあまりに膨大です。
Gさん(Google)がどれほど有能でも、探し物をするのはなかなか大変。そこで、何か「手がかり」があると見つけやすいですよね。
その役割を果たすものが「タグ」なのです。
ここでのタグとはmetaキーワードではなく、titleタグ、metaディスクリプション、hタグのこと。自サイトを正しく伝えて評価してもらうためには、適切にタグを設定することが重要。
適切なキーワード選定を行うためのツールです。
サイトの管理・状態のチェックができます。
サイトへの流入、アクセス解析ができます。
SEO対策・内部施策には今回ご紹介した「コンテンツSEO」の他にもさまざまな施策があります。
・「アクセシビリティ」を向上
・被リンク対策
・モバイルフレンドリー
・ページ表示速度の向上
など、方法は多様にありますが、ここでは基本的にコンテンツSEOについての内容を更新していきたいと思います。